2:6:2はどこでも使える
2:6:2の法則ってのを聞いた。
職場で何かを提案した時に、
2割は積極的に協力してくれて、2割はどう頑張っても反対してきて、残りの6割はどっちでもいいやと思ってる。
だから、何か組織で新しいことをしようと思ったら、
仲間になってくれる2割と、どっちにも流れそうな6割を味方にして、
「まぁ、頑張ってやってみようか」っていう雰囲気を作るのが大事だと。
これはよく教育現場や人間関係でも言われてて、
2割は友好的、2割は敵対的、6割はどっちにも流れる。
クラス経営でいえば、何となく「居心地いいわ〜」って雰囲気を8割の子が出してたら、
2割の子が「この先生合わないわ」とか「このクラスいまいち!」って思っててもなんとかなる。
人間関係でいえば、どう頑張っても合わない人はいるから、そういう人とは無理して付き合わなくていいよって考えたらいい。
ここまでは良く聞くし、私も実践してきた。
今回は、プラスして「保護者」対応にもこの考えで臨んだら気持ちが楽になるんじゃないかって思った。
最近、「この保護者とは意見が全く合わない」って人もいて、でも、そんな保護者でも教師として、プロとして、
うまく付き合っていくのが大事かもとか、でも、無駄な労力かけんのいやだなとか思ったり、
とにかくモヤモヤして、どうしよう…って悩みのタネだった。
だけど、この2:6:2の法則でいえば、
いくら私にスキルがついても、人間的に大きく成長しても、どう頑張っても相容れない人もいるだろうと。
だから、「この人とは考え方がどうしても交わらないわ。」と思った人とは、
他の人間関係と同じで適度な距離感を保って、お互いがストレスなく過ごせるようにしたらいいという結論に達した。
「みんな仲良くしましょう」は目指さず、「何となく多数に信頼されてる」ことを目指そうと思う。