頑張る前には、頑張らないのがコツ?
「たくさん息を吸うには、その前にきちんと息を吐ききるのがポイント」というのを読んで、
お、それは身体的なことだけでなく、精神的なことにも通じるのではないかと思いついた。
「頑張れ」と気軽にいうのだけど、
頑張る前には、思いっきり「頑張らない」という行為が大事なのではないか。
「頑張らない」時間があることで、エネルギーが自然とたまって、
息を吐ききった後に自然と息が吸えるように、
ふとしたタイミングで自然と頑張れるのではないか。
だから、目の前の子どもがだらけていても、それは辛抱して見守ってやった方がいい。
無理やり頑張らせようとしても、本人にとってそのタイミングでないなら、
気持ちよく、自然な頑張りは見込めない。
それから、頑張り続けると何でしんどいかって、
それは、浅い呼吸をせわしなく、バタバタ繰り返しているんだけど、
実はあまり酸素を取り込めてない状態に陥ってるからだと思う。
だから、頑張り続けるのは体にも心にも良くないし、
頑張り続けるのを強要するのも良くない。
自分自身、頑張れる時と、思いっきりだらける時の差があるけど、
社会生活をそれなりに送ることができている。
いつも頑張る必要はないのよ、と、子どもたちにも、周りの大人にも伝えていきたい。