転ばぬ先の杖〜支援と過保護の境〜
「学校はうちの子のためにどんな支援をしてくれるんですか」って。
いや、あなたはどんな支援が受けたいんですか、必要だと思うんですかと。
子どもが力を発揮するための「支援」はこちらが見極めてします。
だけど、子どもの力を押さえつけてしまうような、過度な介入は「過保護」になるのでするつもりはありません。
子どものことが心配なのはわかる。
何かあったらどうしようと不安になるのもわかる。
でも、その大人が感じている不安を子どもに押し付けたらどうなるか。
せっかく子どもが「頑張るぞ」「やってみよう」「できそう」とプラスの思いを持っているのに、
「やっぱやめとこう」「僕には無理だ」って成長のチャンスを逃してしまう。
「あなたには無理だよ」「君には難しいよね」って呪いの言葉を浴びせられた子は、悪気なく「これは僕には無理」って思い込む。
大人が不安になって過保護になればなるほど、子どもは育たない。
子どもを信じて、少し離れた場所から見守る力が大事。